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フラクタルアーカイブ

メディア出演情報

 初秋の候、皆様にはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。

 さて、当事務所は先日、「第3回Fractal Pal Seminar」を開催いたしました。
悪天候による交通機関の乱れがあったにも関わらず、約20名の方にご参加いただき、セミナーは盛会のうちに幕を閉じました。

 

大切なお客様と定期的に情報交換ができる交流の場を設けたいという想いから、昨年11月に第1回のセミナーを開催して以降、回を追うごとにご参加いただけるお客様も増え、充実した場になっていると感じています。

 

 

 

 今回のセミナーを簡単に振り返ります。
メインテーマ「人生を豊かにする思考法」というタイトルの下、当事務所の代表弁護士である田村勇人が弁護士と経営者それぞれの立場から、またテレビや雑誌などメディア出演を通じて感じたことをふまえ、会社や病院をマネジメントする立場にあるお客様が共通して抱えるお悩みについて言及しました。

 

【主なテーマ】
◆業務の補強ポイントは「生存バイアス」で考えるべき!
「生存バイアス」とは、ある特定の出来事や手段などを評価する際に、生き残った人や物のみを基準とすることで誤った判断をしてしまうことを指します。セミナーでは、空軍将校と戦闘機の例や高校球児の例に沿って、マネジメントの中には生存バイアスがはたらくことが多く、業務の中で不足している部分を正確に見抜くことが重要であり、また生存バイアスを考慮してスタッフの処遇や職場環境の改善に努める必要があることをお伝えしました。

 

◆殺人事件の目撃証言をヒントにスタッフトラブルを解決する方法
殺人事件をはじめ、犯罪が起こったとき、「目撃証言」が犯人逮捕や真相解明への大きな手がかりとなることは皆さまもご存知のことと思います。しかし、実際にはこの目撃証言が誤認逮捕や事件を複雑化させる原因となるケースも少なくありません。人間の思考や記憶はそれだけ曖昧なもので、思い込みや「そう思いたい」という感情が、事実を客観的に認識することを妨げています。セミナーでは、人種の違いから生まれる先入観や田村自身が窃盗犯を捕まえた経験から、目撃証言を正しく利用してスタッフトラブルを解決する方法について言及しました。

 

◆なぜ「できないスタッフ」を雇ってしまうのか。
「あれだけ慎重に面接を行なって良い人材を採用したと思ったのに、どうして彼・彼女は会社に順応できないのだろう…?」そのようなことを感じた経験はありませんか。
このテーマでは、経営者であれば誰しも一度は感じたことがあるであろう人材の採用と育成について、「仕事に対するモチベーション」という言葉を軸に、現代の被用者が求める組織像や経営者側から見たコストをかけずにスタッフのモチベーションを高める方法について解説しました。

 

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 私自身もセミナーの企画からテーマの構想、当日の運営まで一貫して携わらせていただきましたが、今回のテーマを通じていちばん心に残ったことは、どれだけ先入観、思い込み、決めつけといった固定概念から離れて物事を思考することが大切かということです。
たとえば今回のセミナーにおいても、当日天候は大荒れ模様で交通機関も乱れていると聞いたため、お客様が来場できずにセミナーが開始できないのではないかとある種「先入観」で大きな不安を感じていましたが、お客様一人ひとりが早めの行動を心がけてくださり、何事もなかったかのように時間通りにセミナーの進行ができたりと、気づかされることも多い一日でした。
ご案内の中で至らぬ部分もあったかと存じますが、ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。

 また、セミナー終了後には懇親会も行われました。普段なかなか接する機会のないさまざまな業種の方と交流することができ、事務所一同たいへん有意義な時間になったと感じています。

 

 

 最後に、今回のセミナーテーマにもありますように、先入観や思い込みに捉われないという心掛けこそ、当事務所の大きな強みであると考えています。
人と人とのトラブルがあったとき、一方の主張だけを鵜呑みにせず、冷静沈着にトラブルを解決してきたノウハウが当事務所にはありますので、何かお困りの際は是非一度ご相談ください。

(記事:吉田)