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弁護士から手紙が届いたら

ある日あなたの元に相手方代理人の弁護士から1通の手紙が届きます。

 

「ご夫婦のことで私どもが代理人になりました。まずはお話し合いをしたい(事情を伺いたい)ので、一度事務所にいらっしゃってください?」

 

話し合いなら自分が行って事情を説明すれば良いだけなので、弁護士に相談に行かなくてもなんとかなるだろう。
調停や裁判や嫌だから、自分で弁護士と話をつけて済ませてしまおう。
と、気楽な気持ちや事を大きくしたくないという気持ちで、相手方代理人事務所に行く方がいらっしゃいます。

 

しかし、この話し合いの場に出向くと、相手方弁護士に上手く乗せられ、事実でないことを認めてしまったり、自身に不利益な評価を認めさせられてしまうということが多々あります。
ご相談者からも、「実際に話し合いに行ったところ、相手が強く出てきたために焦って、事実でもないのに「はい」と答えてしまった。希望しない条件に「はい」と言ってしまったという話をよく聞きます。
話し合いだけでなく、電話や手紙での回答を自分ですることも同じことが言えます。

 

弁護士によっては、話し合いを録音にとっている可能性もありますので、いざ裁判となってしまった時に、それが証拠として提出されると、それを覆すことは難しくなってしまいます。

 

できるだけ穏便に済ませよう、そんな考えでしたことが、後に自分に不利な事態に発展します。
弁護士はプロなので、法律に対して素人である皆様が安易な考えで対応するのは危険です。
相手との話し合いには、対策を練ってから対応する必要があります。

 

私たちも、相談をお受けする中で、もっと早く相談にいらしてくれればアドバイスできたのにと残念に思うことがしばしばあります。
依頼をせずとも、相談の中で交渉方法についてもアドバイスをすることはできますので、相手方の弁護士に会う前に一度、弁護士にご相談されることをお勧めいたします。