事例

架空名義口座の解約を証券会社に拒否された事例

過去に証券会社に言われるまま,ノルマに協力する為架空名義口座を作成したが,いざ解約する段になったら,架空名義だということで解約に応じて貰えない。どうしたらよいか。


結果

訴訟提起し,解約に成功


解決のポイント

相手方の証券会社は,誰もが知っている大きな証券会社でした。過去にはノルマの為に親族や犬の名前でも口座を開設することが出来,さらにそのことを社員が推奨すらしていました。しかしながら,解約の段階になると,「本人との同一性が確認できない。」,「担当社員は既に退社した」と述べて,解約に応じませんでした。依頼者の方は,ご自身で調停も行いましたが,それでも証券会社は解約に応じませんでした。

 

そこで致し方なく訴訟提起しましたが,証券会社及びその代理人は,それでも解約に応じませんでした。訴訟の最終段階にいたり,裁判所から敗訴の可能性を告げられて和解が成立しました。
依頼者と架空名義人との同一性の立証には,専門家の判断が必要です。また,大企業を相手に交渉する場合は,初期対応を誤ると,訴訟で敗訴直前にならなければ任意に支払わないという方針で固まってしまうので,架空名義の解約時には,弁護士に相談しましょう。